大塩杭夢の手前味噌

ツイートよりも字数が多い

クリエイター支援とソシャゲの関係

社とか雑誌とかそういうのを通り越して、
クリエイターの存在感が上がってる気がする。


存在感っていうか、誰にお金を払いたいか。っていう。
我々は別に会社に金を払いたいんじゃねー! 作者に払いたいんだ! みたいな。




で、そういうニーズを反映してるのかな、と思うんだけど、


『Fantia』『pixivFANBOX』『ofuse』『fanicon』…


最近ネット上で個人にお金を払う仕組みが一気に整ってきた感じがする。


僕もあなたも有料ファンクラブ開設が簡単にできてしまうし、
お布施を入れてもらうためのリンクを貼ることができてしまう。


すごい。実際収入があるかは別だけど。




この、『こいつに金を払いたい!』っていうニーズが目に見えてきたのって、
ちょっとトンデモな話かもだけど、ソシャゲの影響もあるのかなと思う。


ゲームのイラストを描いている絵師さんに直接払いたい…!
みたいなエネルギーもあったと思うけど、


「このアイドルのためならいくらでも課金できるぞ!」


っていうあれ。
明確にこれが手に入るから定額で買う、とかじゃない。


買うんじゃないんですよね。
どっちかというと、「払ってる」んですよね。


その、ふんわりしたお金の使い方が普通の感覚になって、
「好きな人に貢ぐ」っていう感覚が以前より普通になってきたのかなとか、


その好きな人に払う感覚って、オタク的な価値観では元々普通だったことかもしれないけど、
SNSなんかの拡散でより視覚的に、分かりやすい形で現れてきたのかな、とか。


ぶっちゃけ全てが根拠レスなのでツッコミなどありましたらぜひー。



「でも大した実力もないの自分にファンクラブなんて…」って思う人結構いると思う。
僕がその一人だし、きっと僕だけではないと…思う。思いたい。僕だけか?


そうやって考え過ぎた挙げ句、僕は気付けばブログを始めていた。
もしいつか今より人気が出てきたら、その時に何かお金が入る仕組みを整えようと思っていた。


でもよく考えたらバズってからじゃ遅い!!
バズった瞬間、


「どこに振り込めば良いですか!?」


って言われた時に、


「ここです!!」


って言えなきゃ遅い!!
(すーごいインチキ臭い話になりつつあるな…)


でも実際、人が自分のこと好きになってくれるタイミングってあって、
その情熱っていつまでも続くわけではない、と思う。


だから忘れられる前にアクションを起こしてもらう、そのための事前準備として、
無名のうちからお金を支払える環境の整備をしておくのもアリだと思う。

勿論印象面とかデメリットあるかもしれないけど、
風潮としてはもう、絶対無料で! って感じは薄れてきてると思う。

そもそもそんなんで悪印象を抱く守銭奴だらけなら、ああいったサービスの乱立はあり得なかったんじゃないかなと思う。



ちなみに僕はofuseだけ登録したけど他のはまだ手付かずです。
偉そうにこんな記事書いといて何じゃそれ。